新型コロナウイルスの拡大感染を受けて、緊急事態宣言が出されるかどうかが注目されていますが、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」この言葉も目につくのは私だけでしょうか。
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」とは何なのでしょうか?そして、具体的にどんなことが起きるのか・・・。
今回は注目されている「新型インフルエンザ等対策特別措置法」についてご紹介していきます。
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」とは
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」とはどんな法律なのでしょうか?簡単にまとめると以下のことのようです。
- 国民の生命や健康を保護すること
- 生活や経済への影響を最小限にすること
この2点がこの法律の肝になる部分であると思います。
具体的にどんなことが起きるの?
続いて、もし「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく緊急事態宣言が発令されたら具体的にどのようなことが起きるのかについて見ていきましょう。
次のツイートをご覧ください。
【#新型コロナウイルス】新型インフルエンザ等対策特別措置法、緊急事態宣言について掲載しています。
緊急事態宣言が行われた場合、
・欧米におけるロックダウンのように都市が封鎖されますか?
・外出できなくなりますか?
等掲載しています。詳細はこちらから▼https://t.co/m0UbwymPKT pic.twitter.com/v9HmQxTayC
— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai) April 6, 2020
首相官邸からツイートされた内容です。
緊急事態宣言が行われた場合、以下のようなことはあるのかについて記載されています。
- 欧米におけるロックダウンのように都市が封鎖されますか?
- 外出できなくなりますか?
- 施設の利用などはどうなるのか?
これらの疑問に対する回答が以下の通りです。
欧米におけるロックダウンのように強制的に罰則を伴って都市が封鎖されることはあるのか?
欧米におけるロックダウンのように強制的に罰則を伴う都市の封鎖はされません。都道府県知事から、以下のことが行われるとのことです。
- 外出自粛要請
- 施設の使用制限にかかる要請・指示・公表
罰則を伴うものではないということ、これが他国と日本の違いのようです。
新型インフルエンザ等緊急事態宣言が発令されると外出できなくなるのか?
都道府県知事からが外出自粛要請があっても、以下のことで外出することはできます。
- 医療機関への通院
- 生活必需品の買い物
- 必要不可欠な職場への出勤
- 健康維持のための散歩やジョギング
これら生活の維持に必要な場合には外出することが許されるということです。
新型インフルエンザ等緊急事態宣言が発令されると、施設の利用等はどうなるのか?
都道府県知事から以下の要請がされるそうです。
- 一定規模以上の遊技場(パチンコ・麻雀・ゲームセンター等)遊興施設(観光レジャー等)の大きの人が集まる施設に対して、使用の制限や催し物の制限を要請することができる。
人が多く集まる場所は感染源ともなり得ることから、都道府県知事から制限の要請をされるということですね。
まとめ
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」とは何か、具体的にどんなことが起きるのかについてまとめました。
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく緊急事態宣言が発令された場合どのようなことが起きるのか不安に思う日々ではないでしょうか。
政府から発信された内容を元にもう少し具体的にしたものです。どうか、平穏な日が1日でも早く訪れることを願い、一人一人ができる努力をしていきたいと思っています。
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