鹿児島県知事選は2020年7月12日の投開票の結果、新人の塩田康一氏が初当選しました。現職の三反園訓氏や元知事伊藤祐一郎氏らを破ったとのことです。
そんな鹿児島知事選ですが、ネット上では「安倍離れ」が話題になっていますがその真相とはいかに!?また、塩田康一氏のwiki風プロフィールや経歴・8つの公約についても併せてご紹介してきます。
初当選・塩田康一氏のwiki風プロフィールと経歴

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/
出身地:鹿児島県鹿児島市
生年月日:1965年10月15日
出身高校:ラ・サール中学校・高等学校
出身大学:東京大学法学部
1988年(昭和63年) | 通商産業省入省(大臣官房企画室) |
1994年(平成6年) | 大蔵省熊本国税局 人吉税務署長 |
1996年(平成8年) | 自治省大臣官房地域政策室課長補佐 |
2002年(平成14年) | 外務省在イタリア日本国大使館一等書記官 |
2011年(平成25年) | 経済産業省政策局 地域経済産業政策課長 |
2014年(平成28年) | 内閣府本府地方創生推進室次長 |
2015年(平成29年) | 大臣官房審議官(産業保安担当) |
2016年(平成30年) | 九州経済産業局長 |
2019年(令和元年) | 経済産業省 退官 |
「郷土 鹿児島を愛する気持ちは誰にも負けません!」という自身のスローガンを掲げている塩田康一氏。日本内外問わず、様々なキャリアを経験された後に、愛する故郷の鹿児島へ。見事鹿児島知事選に当選しました。
では、塩田康一氏の掲げる公約とはどのようなものであるのかを見ていきましょう。
塩田康一氏の掲げる8つの公約とは?
塩田康一氏の掲げる8つの公約「鹿児島を変える8つの柱」としてご紹介されています。
- 新型コロナへの対応
コロナ対策を最優先にした財政出動
コロナウィルス感染防止対策と医療体制の確保
コロナウィルスの影響を克服する強力な産業支援 - 県民が豊かになる産業振興
農商工連携による新商品開発、販路開拓、鹿児島ブランドの一層の確立等農林水産業のさらなる振興
鹿児島の地域資源を活かした観光のさらなる振興、PR
地域経済を牽引する中堅・中小企業支援
新たな産業の創出、起業支援など - 脱原発に向けて
原発に代わる再生可能エネルギーの導入促進、蓄電池の普及促進と省エネの徹底
3号機の増設は凍結
20年の運転延長については、必要に応じて県民投票(下記参照)
原子力安全・避難計画防災専門委員会の見直し - アジア中核都市の実現
コンベンション機能の強化
鹿児島の伝統と文化が息づく街づくり
交通インフラの充実
若者の交流促進
外国人受け入れ基盤の充実
貿易・投資交流の促進
芸術・スポーツの振興など - 県民が安心できる行政づくり
県民との対話と行政プロセスの適正化
県民サービスの向上
防災・危機管理の充実
総合体育館問題など市町村との連携強化など - 優しく働きやすい福祉の実現
健康寿命の延伸
介護・福祉の充実
子育て支援
高齢者や女性、障がい者、外国人など多様な人材の活躍支援など - 鹿児島が誇れる人づくり
郷土教育の充実
インターンシップの充実
国内外からの人材誘致
事業承継の促進など - 多様な魅力を持つ離島は、鹿児島の宝
離島の魅力の情報発信
交通アクセスの課題への取り組み
エネルギー問題の解決
安心して暮らしていける医療体制の整備
特産品の開発や販路開拓など
上記の8つの公約を掲げ、「誰にも負けない鹿児島愛」で鹿児島を変えていくことが塩田康一氏の目指すものとなりそうです。今後どのような鹿児島を築き上げていくのかが期待されますね!
なぜ「安倍離れ」と話題に?真相は!?
続いては、ネットで話題になっていた「安倍離れ」というワード。なぜこのようなことが言われ、これは今回塩田康一氏が当選したものとどのような関係があるのでしょうか!?
どうやら事の発端は「鹿児島知事選、自公推薦が敗れる 塩田氏初当選、「安倍離れ」進む」という共同通信社の発信だったようです。
現職の三反園訓氏が自民・公明からの推薦を受けていたにも関わらず落選したことから、国民は安倍政権から離れているという共同通信社の願望的な記事を書いたことが「安倍離れ」と言われた真相のようです。
ネットの反応
今回の鹿児島知事選の「安倍離れ」と言われた塩田康一氏の当選についてネットではどのような反応があったのかをご紹介します。
鹿児島知事選
安倍離れという記事に
今までの県政が不満だっただけで
安倍離れとは関係ないと騒いでる
さて、どうでしょうかね😁
— ぶたくん🐷 (@koroudo1) July 12, 2020
今回の鹿児島県知事選に現職だった三反園訓氏が自民・公明からの推薦を受けていたにも関わらず落選したことが「安倍離れ」という記事は、今までの県政に不満があったわけで、安倍離れとは関係ないと騒いでいる人もいるがそれはどうなのか!?との意見もあるようです。
反原発団体のメンバーと「廃炉にする方向で取り組む」とする政策で合意。しかし知事就任後、県専門委員会の意見を踏まえ「強い対応を取る必要はない」として運転容認に転じた→コロナで経済回復アピール 現職不人気も追い風 鹿児島知事選(時事通信) – Yahoo!ニュース https://t.co/LrVMRSj8Sb
— イワッチ (@hisa1123) July 12, 2020
三反園訓氏が鹿児島県知事に就任する際「脱原発」を約束したにも関わらず、その公約を破ったことから全国からの批判が集まってしまった過去があったそうです。その後、なんとか信頼関係の回復に努めますが、その夢は叶わず・・・。破れてしまったのは当然のことと結果を分析する人が多いのも確かです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は鹿児島知事選で新人の塩田康一氏が自民・公明からの推薦を受けていた三反園訓氏を破っての当選となり、共同通信社からは「安倍離れ」の現れだ!と記事になったことが大きく取り上げられたことについてご紹介しました。
なぜ「安倍離れ」と言われたのかその真相は憶測でしかありませんが、今の世の中を様々な角度から見た一報道機関の願望的な記事であるのではないか、というような気がします。ただ、「安倍離れ」が無関係であるとは言い切れないのも確かではないでしょうか・・・。
塩田康一氏のwiki風プロフィールや経歴、8つの公約など、郷土の鹿児島愛は誰にも負けない思いがあるので、今後の政策に注目が集まりそうですね!さらなる活躍を期待したいです。
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