こんにちは、イチゴです。
ランナーの皆さんは、走った後の疲れを残さないようにどのように工夫していますか。
体を休めることで疲れをとる人もいるでしょうし、ご飯を食べて疲れをとる人もいますね。はたまた、マラソン後なんて、動けない!っていう人もいるかもしれません。
できる限り、疲れは抜いておきたいもの。

マラソンの疲れが抜けるって本当なの?どうやって疲れを抜くの?

今回紹介するのは、走り終えた後の体のケアと、そのケアを行える施設の紹介だよ。走り終えた後のケアの一つに、入浴をすることで疲労を残さないこともできるんだ。

そんなケアがあるの!?私も知りたい!
そのケアとはいったいどのようなものなのか気になりますね。
そのケアの一つは、入浴して疲れを残さないということです。
そして、実はマラソン会場近くで入浴できる大会もあります。
今回は私の出場したことのある3つの大会と、実際に利用したことのある入浴できる場所もご紹介していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
マラソンの疲れを残さないために、入浴する前に取り組んで欲しい2つのこと
マラソンを走り終えたあとは、兎にも角にも休みたいもの。
ここでご紹介する“疲れを残さない”こととは、入浴することです。ゴールした後、すぐに入浴するのかというと、そうではありません。

私はマラソン大会が終わると、着替えてすぐに帰宅しているよ。
イチゴちゃんはどうしてるの?

私は、ゴール直後は体のケアをしてから入浴施設を探して体の疲れを抜いてるよ。入浴するかしないかで、翌日の疲れが全く違うんだ。

ゴール後すぐに入浴することは、体の負担になると聞いたことがあるけど・・・。ゴール後の入浴って本当に大丈夫なの?

もちろん!ゴール後すぐの入浴はオススメしないけど、ゴールから30分から1時間近く経って体のケアができたところで入浴するようにしてるよ。
走り終えた後に体のケアをしてから入浴する、ということが条件です。そのケアをご紹介していきます。
入浴する前に走り終えた体のケアを必ず行う
友人の言うとおり、ゴール直後の何もケアをしていない状態での入浴はオススメできません。つまり、そのケアと言うのが、脱水症状を引き起こさないケアのこと。
マラソンを走り終えた体は、疲労が蓄積され、体の水分量も少なくなっています。言い換えれば、いつでも脱水症状と隣り合わせと言うことです。
ケアというのはいたってシンプル。以下の2つを行います。
- アルコール類は避け、自分の飲みやすいものを飲む。
- クーリングダウンをする。
まずは、水分の摂取を行う
マラソン後は、水分とミネラル、そして糖質が枯渇すると言われています。それらを素早く補給してくれる飲み物であれば、自分の飲みやすいもので良いです。
どのようなものがオススメかというと人それぞれでしょうが、私はスポーツドリンクかオレンジジュースを飲みます。
スポーツドリンクは、マラソンで失う水分、ミネラルを補給するとともに、糖質の補給までしてくれる飲み物です。また、オレンジジュースは、走ることの源となるブドウ糖を補給してくれる飲み物です。

・走ることができるのは、ブドウ糖がエネルギーの源となるから。
・走り続ければ、ブドウ糖は減り、体が動かなくなってしまう。
- 失われたエネルギー源を意識して、水分を摂取する。
次に、血流を良くする動きを行う
走り終えたあとはすぐに横になりたいものですが、それは避けたいところ。なぜなら、走り終えた体の筋肉は凝り固まっているからです。そこで、体の凝りをケアできるのが、血流をよくする動きを取り入れること。

走り終わった後、体が動かないから更衣室で寝てることもあるわ。それは良くないってことだね。
血流を良くする動きってどんなことをすればいいの?

ウォーキングと体操だよ。
ウォーキングは、会場から荷物を受け取った後にも行えるね。
体操は、立ち止まってできる屈伸運動やアキレス腱伸ばし、深呼吸など、全身の部位が動いてることを意識できるストレッチのことだよ。
- 走り終えた直後は筋肉は凝り固まっているもの。血流を良くし、体の疲労物質を抜く動作を行う。
マラソン後に入浴することで疲労が軽減される理由
さて、ゴール会場では2つの体のケアをしたところで、次は入浴の効果についてご紹介していきます。
マラソン後の体は、疲労物質がたまり血液の流れが悪くなっています。この疲労物質を抜くために、血流の流れを良くするように手伝う効果があるのが入浴です。

交代浴って聞いたことある?

ある!ラン仲間の何人かがやってるって聞いたよ。具体的にどんなことをするの?
交代浴とは、冷却と温熱を繰り返し入浴することです。
この効果は絶大で、冷却はアイシングの代わりになるもので火照った体を冷やします。そして、温かいお風呂で血流を良くすることで、体の疲労物質が流れやすくなり、疲労回復を早めてくれます。
火照った体を冷やしながら、温かいお風呂で血流を良くする。これを2〜3回繰り返すことで、翌日の体の疲れが軽減されるというものです。
実際に、交代浴を繰り返すと、体がビリビリと痺れる感覚を得られます。これは、冷却された体から温かい湯船に浸かった時に現れるものですが、これは血流を良くする動きを手伝っている効果だそうです。

アイシングをして体を休めながら、温かい湯船に浸かって血流を良くする。
これは、一石二鳥だね!次回、試してみるね!
- 疲れを取るなら、血流の流れを良くする手伝う効果のある交代浴がオススメ
ゴール会場から入浴施設が近いマラソン大会3つをご紹介
交代浴の効果が分かったところで、ゴール会場から近くに入浴施設のある大会を3つご紹介します。
以下の大会が温泉施設が近場にある大会です。
- いわきサンシャインマラソン(福島)
- くすのきカントリーマラソン(山口)
- いわて奥州きらめきマラソン(岩手)
いわきサンシャインマラソン(福島)
次回開催時期 | エントリー期間 | 温泉施設名 | ゴールからのアクセス方法 |
2020年2月23日 | 2019年9月2日〜10月11日 | 湯本温泉 | ゴール会場からシャトルバス運行あり |
次回で第11回大会を迎えるいわきサンシャインマラソン。
全国各地から多くのランナーを迎え入れ、東日本大震災の11ヶ月後にも再開した活気溢れるマラソンです。
地元の人からの“(いわきに来てくれて)ありがとう!”の声援は、走っているランナーも元気にしてくれます。何より、あったかいと評判の良いマラソンです。
次回の開催時期は、2月の第4週に変更になりました。これは、降雪による大会中止がこの10年で2回もあったからです。
ランナーの声を聞いて改善してくれているのもお勧めできるポイントですね。
ゴール会場であるアクアマリンふくしまから、無料で運行されるシャトルバス“湯本駅行き”に乗車します。乗車すること約25分。湯本駅で下車すると湯本温泉があります。
湯本駅周辺は、温泉地がたくさんあります。
日帰り温泉、共同浴場、自然温泉など豊富です。ゴール会場から少し離れた場所にありますが、意外とランナーで賑わっている場所です。そして、温泉地の入浴料金はとてもリーズナブル!これは嬉しいです。
私は以前、松柏館の日帰り入浴を利用しました。利用料金も600円と大変リーズナブル!走り終えたランナーも少なく、オススメ穴場スポットです。そして、旅館内の温泉であり、源泉掛け流しもある温泉です。
その他、詳しい温泉地情報は以下を参照してください。
くすのきカントリーマラソン(山口)
次回開催時期 | エントリー期間 | 温泉施設名 | ゴールからのアクセス方法 |
2020年3月15日 | 2019年10月12日〜12月15日 | クスクスの湯 | ゴール会場から徒歩3分 |
次回で第16回大会を迎えるくすのきカントリーマラソン。とてもローカルな大会で、ゴール後の温泉が徒歩3分にある嬉しいマラソン大会。
このくすのきカントリーマラソン大会は、陸連公認の大会ではありませんが、アットホームで、起伏あるコースで、飽きさせない大会です。
スタート直後はまさかの歩道を走ることもあり、ランナー渋滞をうんでしまいましたが、地域住民の方による応援は走っているランナーも元気付けてくれます。
そして、ロードでありながらもマイナスイオンたっぷりの山道を走るコースでもあり、美味しい空気を胸いっぱい吸いながら走れることもこのマラソンの醍醐味です!
参加するランナーも少ないので、温泉での渋滞も起きにくく、ゆっくり体を休めることができますよ。
スタート・ゴール会場は、“宇部市万倉ふれあいセンター”。そこから徒歩で3分で、楠こもれびの郷内にある温泉施設“クスクスの湯”に到着します。
ゴール会場から温泉地が目と鼻の先にあるのは疲れているランナーにとっては嬉しいもの。温泉も源泉掛け流しの湯があるので、温泉効果を得たい人には嬉しい場所です。
疲れ切った体には、温泉が効果的!とこの温泉に入ってからはより思うようになりました。
走り終えた体は怠く、歩けない!と思っていたのですが、温泉に入って体を休めたところ回復!
お風呂上がりは飲食ブースもあり、参加賞のイノシシ鍋をいただけます。
いわて奥州きらめきマラソン(岩手)
次回開催時期 | エントリー期間 | 温泉施設名 | ゴールからのアクセス方法 |
2020年5月17日 | 2019年11月19日〜
2020年2月19日 |
悠久の湯 | ゴール会場からシャトルバス運行あり ゴール会場から自転車で30分 |
次回で第4回大会を迎えるいわき奥州きらめきマラソン。立夏を迎えた後の数少ない5月開催の公認マラソン大会です。
大会自体の規模は小さいのですが、沿道での応援団がたくさん!コースはフラットでありながらも、初夏の暑さや風による影響で、このコースを制するのは少し難しいかも!?
ただ、ランナー渋滞は少なく、これから成長していくマラソン大会だけに一度は参加してみてはいかがでしょうか。
ゴール会場から少し離れた平泉駅近くに、天然温泉悠久の湯があり、ランナーも少なくオススメです。源泉掛け流しの温泉なので、温泉効果からマラソン疲れも一気に吹き飛びますよ。
ゴール会場からはシャトルバスも出ていますので、前沢駅で降車後、在来線で平泉駅まで来れます。または、レンタサイクルで会場から移動する!というのも、オススメしますので、下記の案内をご覧ください。
《マラソン後シャトルバスを利用する場合》
- ゴール会場(前沢いきいきスポーツランド)から無料シャトルバスに乗車し、前沢駅で降車
- 前沢駅からJR東北本線一ノ関行きに乗車し、平泉駅で降車(乗車時間は6分、運賃は200円)
- 平泉駅から温泉施設である悠久の湯まで約900mで到着(徒歩で約11分)
ゴール会場のある前沢駅から一駅離れた平泉駅まで来れば、利用するランナーも少なかった穴場です。
もし、マラソン後も元気に自転車に乗れるよ!というランナーにオススメなのが、自転車で移動すること。
《マラソン後、自転車を利用する場合》
ゴール会場(前沢いきいきスポーツランド)から約9kmの道のりを自転車で走ること約35分。
悠久の湯に到着します。
自転車利用だと、交通渋滞がなくスムーズに移動できます。
足が動く、元気な人にとってオススメの移動手段です。が、道は平坦ではありませんので、無理かもと心配な人はシャトルバス利用をしてくださいね。
まとめ
- 入浴する前に走り終えた体のケアを必ず行う。
①失われたエネルギー源を意識して、水分を摂取する。
②走り終えた直後は筋肉は凝り固まっているもの。血流を良くし、体の疲労物質を抜く動作を行う。 - マラソン後に入浴することで疲労が軽減される理由
疲れを取るなら、血流の流れを良くする手伝う効果のある交代浴がオススメ - ゴール会場から入浴施設が近いマラソン大会3つ
①いわきサンシャインマラソン(福島)湯本温泉
②くすのきカントリーマラソン(山口)クスクスの湯
③いわて奥州きらめきマラソン(岩手)悠久の湯
いかがでしたか。
マラソン後の疲れを翌日、翌々日と持ち越したくないもの。それを少しでも軽減するために、体のケアをするとしないとでは、雲泥の差が出てきます。
ゴール会場から少し離れた場所には、実は入浴施設があるものです。
次出場するマラソン大会があるのなら・・・
ぜひ、入浴施設も併せて探してみてくださいね。
そして、今回ご紹介したマラソン大会に出場される方は、大会会場近くにある入浴施設を参考にしてみてください。
翌日の疲れが違った!など、ほんの少しの工夫で大好きなマラソンを継続することができますよ。
これからも大好きなマラソンを楽しく継続していきましょうね。
イチゴ
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