毎年6月になると「夏至」と言う言葉を耳にする人は多いのではないでしょうか。1年に1度のこの日には、どのような意味や由来があるのでしょうか。また、縁起のいい食べ物とはあるのでしょうか。
2020年の夏至はどうやら願い事が叶うと言われる新月と一緒の日であるそうです。いつ迎えるのか、日にちが気になりますよね。
今回は「夏至」についてをご紹介します。
2020年・夏至はいつ?新月と一緒って本当?

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「夏至」は1年に1度6月に訪れる日ですが、2020年はいつ夏至を迎えるのでしょうか?
2020年は6月21日(日)に「夏至」を迎えます。そしてこの日は実は「新月」とも一緒の日だと言うのです。そもそも新月とは、ひと月に1回は訪れる日とも言われていて、「新月」とは満月と対象で、地球からは真っ黒で、その姿を見ることができません。
2020年は「夏至」と「新月」とが6月21日(日)に一緒に訪れるとされていて、珍しい事とも言われています。
夏至の意味や由来は?
では、続いて「夏至」の意味は何なのか、またどのような由来があるのかについてご紹介していきます。
1年で最も日が長く出ていると言うことですね。ぜひ、2020年6月21日(日)は昼の時間の長さを感じて過ごしてみてください。
続いて、「夏至」の由来とは何なのかについてご紹介していきます。どうやら暦便覧の中に以下の言葉が記されたことが由来となっているそうです。
縁起のいい食べ物はあるの?
それでは、そんな「夏至」の日の食べると縁起がいいと言われるものはあるのでしょうか?どうやらこの風習は地方によって異なるようです。地方ごとに分けたものをご紹介していきます。
- 関東地方 : 新小麦で焼き餅を作って神に供える
- 島根県、熊本県の各郡 ⇒:小麦で団子やまんじゅうを作って神に供える
- 大阪近郊 : タコを食べる(夏至から半夏生まで)
- 京都府 :水無月という和菓子を食べる
- 愛知県 : 無花果田楽を食べる
面白いですね。食べるものは様々です。住んでいる地方によっては異なるので、ぜひ自分の地方にあった食べ物をいただきたいです。
実は新月は願い事が叶うとされる日!?
では、「新月」について先に見ていきましょう。新月とはどのような意味があるのでしょうか?
新月の日に月を見ても「真っ暗で見られない」のです。実はそんな「新月」は「始まり」「スタート」「リセット」の日とも言われることから「何かを始める前に気持ちをリセットさせる日」とも言われています。
「新月」の日に行うと良いとされることは以下のようなことだそうです。(スピリチュアル的なことなので、信じる信じないもそれぞれの考えであることをご理解ください。)
- 気持ちをリセットさせる
- 断捨離など、「必要なものと不要なもの」との取捨選択をする
- 願い事を書き出す(夢ノートを書く人もいるのでは?)
- 新しいことにチャレンジする
- 自分のインスピレーションを大事にする
夢ノートの作り方はネット上にもありますが、気になる方は本から学んでみてはいかがでしょうか。
季節を感じて過ごす楽しみ
いかがでしたでしょうか。
「夏至」についてご紹介してきましたが、意味や由来には昔の記録からきていることが分かりました。季節を感じながら過ごす楽しみが増えますね。
2020年は6月21日(日)に「夏至」と「新月」を同時に迎え、その日には何か新しいことにチャレンジするとまた素敵なことがあるのかも知れませんね!
「夏至」に限らず、月ごとの二十四節気がいつ訪れるのか、今後も気になるところ。季節にあった縁起のいい食べ物や風習があるので、季節を感じながら過ごす楽しみが少しでも伝わっていただけたなら嬉しいです。
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