2020年7月31日(金)、昼時のニュースで衝撃的な数字が発表されました。東京都の新型コロナウイルスに感染した人数が400人(460人以上になる見込み)を超えたとのことです。
日に日に感染者数が増加する東京都。感染拡大は続くばかりです。
この460人超えという数字ですが、その理由は一体なぜ?検査数は増加しているのでしょうが、何件検査した人数がこの感染者数を出しているのか、計算を元に予想を立てました。
それではさっそく見ていきましょう。
東京都の新規感染者が460人を超えるも、理由は?

引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200731/k10012543021000.html
2020年7月31日(金)の東京都の新規・新型コロナウイルスに感染した人数が、460人を超える見通しあると発表されました。この数字は過去最多の数字とのことで、感染拡大は止むどころか、感染爆発の手前まで来ている印象を受けます。
7月31日(木)の臨時会見で、小池百合子都知事は現在の感染状況について、「感染爆発も憂慮される極めて危機的な事態である」と分析しています。
感染拡大が止まない原因は一体何なのでしょうか?
東京400人って騒いでるけど、検査数はとか陽性率はどのくらいなのかという情報をメディアはなぜ報道しないのかね。
ほんま煽るだけならやめてほしい。
累計1万人超えました!とか言ってたけど、その時点で1万人全員罹患してるわけちゃうやろ🙃— 🐯まーくん🐯7/29 神宮 (@Maakun_tiger033) July 31, 2020
「400人感染しました」とニュースは流れるものの、検査数は何件あって陽性率が何パーセントだったのか、メディアから報じられたことがないので、いつも「なぜ?」が止まないのだと感じます。実際の数字が2日前まで発表されているのが、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトに検査数と陽性率が記載されているので、そこを元におおよその検査数を予想していきたいと思います。
陽性率を6.5〜6.9%とした場合の検査数
2020年7月29日(水)の陽性率が6.6%であり、その数日前も6%台であることから、今回の陽性率を6.5〜6.9%であることを仮定した中で計算していきます。計算式は以下のもので求めています。
- 陽性者=460人
- 検査数=X
- 陽性率=6.5と6.9
計算式)陽性率が6.5%の場合
460/X = 6.5/100 = 7076.9・・・
検査数は7000件以上ということですね。
計算式)陽性率が6.9%の場合
460/X = 6.9/100 = 6666.6・・・
検査数は6666件近くということですね。
このことから予想できるのは、陽性率が6.5〜6.9%出会ったとすれば、検査数は6666〜7000件近くあると予想できます。
実際の回答は、2日後に東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトに掲載されると思います。気になる方はチェックして見てください。
このことから言えることは、検査数が徐々に増加して来ているということです。4月の緊急事態宣言時と比べると重症者の割合は低いと言われているため、自宅療養、宿泊療養も増えていきいます。

【2020年7月31日用】引用元:https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
気になる医療提供体制ですが、以下の表の通りであることも発表されています。

【2020年7月31日用】引用元:https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
7月31日に発表があった新規感染者のうち、どれくらいの方が入院したり宿泊療養するのか、そしてこの先重症者が増えていくのかに注目していかなければならないと思っています。
ネットの声
最後に、東京都の新規感染者数の400人超えという報道に対するネットの声をまとめました。
東京は新型コロナ感染が400人超えですよ…。
私も時間の問題か…??
— たんぽぽのキャロライン (@tanpopoCaroline) July 31, 2020
東京都の人口は13,999,568人(令和2年6月現在)いると言われています。そのうち、陽性者数は2万人を超える段階まできました。一千万人の2万人と言われてみれば、まだその数字なの?と思う人もいるでしょう。でも、日々の検査件数の増加と止まない新規感染者を見れば、徐々に次は自分の番に!?と不安も出てくる人もいるのも確かです。
こちとら数人のコロナが出ただけで街は封鎖されて外に出れなくなり食料品販売等の重要なものをのぞいたほぼすべての業種が営業停止になっとるのに、東京は連日300人400人出てもまだ普通に居酒屋で酒が飲めて旅行にも行けるニッポン凄い!
— tomo_hiko (@tomo_hiko) July 31, 2020
海外に住む日本人からの視点では、この新規感染者のいる街で未だに封鎖もなく普通に居酒屋でお酒が飲めたり旅行が行けるのはすごい!という声も。経済との両立が課題の日本にとって、今、経済を止めることで数か月後の未来が暗いものにならないようにしようと政治家の方々は判断されているのでしょうけど・・・。確かに、感染を抑制できていると評価を受けている日本にとって、この感染者数の中で今まで通りというのもどこかで歯止めをくらいそうです。
どうなるのか、日本、そして東京。明日は我が身という人も多いのではないでしょうか。
今回は、東京都の新規感染者数が460人超えはなぜなのか、その理由について検査数の予想をたてましたがいかがでしたでしょうか。
今後、東京都の新規感染者数は止められるのか、そのための東京都独自の緊急事態宣言の発令はあるのかなど、日々の動向に注目していきたいです。
今はまだ東京都の人口の1割も感染していないため、それまでか・・・と思う人もいるかも知れません。でも、志村けんさんの死など、誰にでも起きうることであることを忘れたくありませんし、感染するから仕方がないだなんて思いたくもありません。未だに後遺症で悩む若者だってツイッター上でその辛さを発信し続ける努力をしているのですから。
日々の予防を大切に、かからない、うつさないことを念頭に置いて行動していきたいものです。
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