東京オリンピックでボランティアが徹夜決定って本当!?

東京五輪2020

いよいよ迫ってきた東京オリンピック。東京オリンピックのボランティアについて宿泊費や交通費のほとんどが自腹のただ働きだとか、猛暑の中で長時間の作業が課されるなど、驚くほど劣悪待遇であることが以前から指摘されてきました。

7月に開催された「第4回ボランティア検討委員会」での検討事項についてネットで話題となっています。そこでは東京オリンピックの一部のボランティアが徹夜決定で作業することが発表されたのです。

改善されるべきことが山積みのオリンピック運営。多くの人の力を借りて開催されるだけに、ボランティアスタッフの待遇についても気になるところ。

徹夜決定ってどういうこと!?本当にそんなことがあるのか見ていきましょう。

気になるボランティアの待遇について

「ボランティアの存在なくして東京オリンピックの成功は無し」

東京オリンピック・パラリンピックを支えてくれるボランティアの待遇が驚くほど悪いと話題になっています。そこには過酷な労働条件がありました。

  • 1日8時間の労働
  • 10日間以上の参加
  • 猛暑の時期

以上がボランティアの参加に必要な条件です。

7月後半から8月に渡り行われるオリンピック。東京の夏季環境はコンクリート地獄で暑さ対策が懸念されます。あの狭い空間に多くの人が集まると考えただけでゾッとしますね。

また、ボランティアの募集は8万人のところ20万人を上回る応募があったことから、マッチングできない人員に対する課題が大きいようです。このマッチングできないということは、受け入れられてもらえなかったことになります。つまり不合格となるようです。

この不合格であった方々への回答の仕方についての課題が大きいというわけです。この回答の仕方については今回の検討委員会にて、「マッチング不成立の方へのご連絡は丁寧に行い、大会を応援・サポートいただけるよう努めること」という確認がされています。

10月からはボランティアの研修も始まりますので、それまでにボランティアとしては活動できないという旨の連絡が一部の方々へあるということですね。どのような連絡の仕方をしていくのか、というところも検討委員会では丁寧に進めているようです。

7月に行われた「第4回ボランティア検討委員会」での課題テーマとして以下のことが議論されました。

「今回の議題は、大会ボランティアの募集8万人のところ、20万人以上の応募があった中で、マッチングいただけない方へどうコミュニケーションをとっていくのか。次に、具体的な10月からの共通研修の内容。そして、暑さ対策、飲食物、交通面、宿泊施設などの活動環境をどうするのかがテーマ」とあいさつがあり、この3点について議論が交わされました。

今回のボランティア検討委員会で浮き彫りとなった課題は以下の3つ。

  1. ボランティアの必要以上の人員の采配について
  2. 炎天下での長期間・長時間作業環境について
  3. 宿泊施設や公共交通機関などの対応について

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リオオリンピックとの待遇の違いを比較してみると

前大会のリオオリンピックのボランティアの待遇についても見ていきましょう。

東京オリンピック リオオリンピック
ボランティア募集人数 8万人 5万人
外国人ボランティアの割合 37% 20%
支給費用 1日1,000円のプリペイドカード プリペイカードで支給
拘束時間 8時間 8〜9時間
日数 10日間 2週間
食事 なし 1日1回支給あり
保険 なし 通勤時間を含む雇用保険
その他待遇など 英語やポルトガル語のオンラインコースが最大1年間無償で提供

まず、東京オリンピックボランティアの外国人割合が高いことが目立ちますね。東京オリンピックのボランティアの待遇の支給費用を見ると1日1,000円という上限があることから、外国人ボランティアの方々は実費で現地入りし現地での生活をする、ということが読み取れます。これは、渡航費や宿泊費の手配は自分で行うことということでしょうか。

次に支給費用ですが、東京オリンピックは1日1,000円に対して、リオオリンピックでは上限を設けずプリペイドカードで支給されたとあります。これは大きな違いですね。

食事面では、東京オリンピックは支給なしに対してリオオリンピックでは1日1回までなら支給されました。夏季開催ということもあり、食中毒などが危惧されるのは分かりますが、8時間も拘束してサポートがないのはどうなのかと思ってしまいますね。

その他の待遇でも、リオオリンピックのボランティアに参加した人には、「英語やポルトガル語のオンラインコースが最大1年間無償で提供」という待遇がありました。国際交流できるオリンピックの特典としてはとても嬉しいことでもありますね。

それに対して、東京オリンピックの待遇は特に挙げられていません。これは日本に来るには自分で勉強し、お金は自分で払ってくださいということでしょうか。国際的にも助けられることはたくさんあるはずです。国外から来る方への配慮も気になるところです。今後の検討委員会で改善案が発表されていくことを切に願います。

他国と比較すると、東京オリンピックのボランティアへの待遇が驚くほど劣悪待遇であることが分かります。

リオオリンピックはこの低待遇でリタイア者が続出した

リオオリンピックは治安の悪さに加え、この待遇はあり得ないということで当日会場に足を運ばなかったボランティアが出たことで騒がれました。

東京オリンピックに比べたら支給費用もプリペイドカードでの支給をしてくれたり、食事面もサポート、その他特典がありました。待遇は悪くないように思うのですが、それでも5万人のボランティア参加者に対し実際は7割の参加になったとのことで、1万5千人はリタイアしたと言われています。

リオオリンピックの待遇に比べると、東京オリンピックの待遇は本当に大丈夫なのかと不安になります。

国内外問わず、自己負担、自己責任の大きさが目立ちます。

まだまだ課題が山積みの東京オリンピックのボランティアへの待遇。オリンピック開催まで残り1年を切りました。人は集まったけど、どのように大会運営がされていくのか、今後の動きにも注目ですね。

やる気あるボランティア有志の環境も、自己責任ばかりにするのではなく、適切な活動環境を整えて安心した気持ちを持ってみんなで東京オリンピックを盛り上げていきたいですね。

始発でも間に合わない競技は終電で会場入り!?

今回のボランティア検討委員会では、早朝に行われるマラソン競技のボランティアの参加を前日夜から想定することを発表しました。

第4回ボランティア検討委員会での内容はこちら

引用元:https://www.volasapo.tokyo/column/2020/

マラソンなど早朝に行われる競技については、ボランティアの会場入りが始発の交通機関でも間に合わないため、終電での会場入りを想定。その場合は待機時間が見込まれるため、ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討していくこととなりました。

マラソンの競技時間は、男女ともに早朝6時からと発表されていますので、都内の始発列車で会場入りをしても大会運営の準備には間に合わないですね。おそらく早朝5時には全ての準備を終わらせ、スタートを待つこととなると思いますので、準備開始は夜明けするかしないか、そんな時刻から始まるのではないでしょうか。

問題は、終電での会場入りするということです。

終電で会場入りをするということは0時を過ぎることが予想されます。そこからマラソン会場準備に入る早朝3時頃までの数時間。

ここを検討員会では以下のように発表しましたね。
「待機時間が見込まれるため、ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討していくこと」

これは本当に徹夜決定であることが分かります。ゆっくり寝れる宿泊施設の確保はなく、ボランティア同士が交流をしながら翌朝のマラソン競技を迎えることとなります。

働き方改革でも言われている長時間労働の見直しは、東京オリンピックのボランティアにはないということでしょうか。本当にこのままの対応なのかどうか、今後の発表に注目です!

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まとめ

ボランティア検討委員会で浮き彫りとなった以下の課題を今後どのように解決されるかに注目。

  • ボランティアの必要以上の人員の采配について
  • 炎天下での長期間・長時間作業環境について
  • 宿泊施設や公共交通機関などの対応について

他大会と比較すると、東京オリンピックのボランティアへの待遇が驚くほど劣悪待遇であることが分かる。

東京オリンピックの待遇は国内外問わず、自己負担、自己責任の大きさが目立つ。

リオオリンピックのボランティは5万人の参加者に対し実際は7割の参加になったとのことで、1万5千人はリタイアした。

マラソン競技のボランティアは終電での会場入りのため、徹夜決定が発表されたことは本当だった。

いかがでしたでしょうか。

東京オリンピックが成功するためには、ボランティアの協力無くしてはあり得ません。

ボランティアの対応について、今後のボランティア検討委員会で発表されていくことでしょう。全て自己責任にするのではなく、適切な環境を整え、東京オリンピックをみんなで盛り上げていきたいですね。

今後のボランティアへの待遇についても注目です!

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